ななはち文庫

自作の小説やコラム、日記やエッセイなどの文藝倉庫。

夢日記

夢日記 第二夜

気が付いたら私は面接会場にいた。パイプ椅子に座り、背筋を伸ばし、拳をやんわりと握り、まるで「就活マニュアル」にでも載っているかのような姿勢で自分の名前を呼ばれるのを待っていた。 「インスタント」という名前の会社らしく、名の通り、「インスタン…

夢日記 第一夜

前書き この夢日記は、私が夢を見て、かつ、覚えている範囲で書き起こすことができた範囲の内容である。 ーーーー気がついたら、大きな研究施設のような場所にいた。おそらく、かなり有名な大学なのだろう、と思った。 何故か何者かに追われているらしく、私…